エンジンというと車のエンジンを想像する方が多いかもしれませんが、車以外にも身近なところにエンジンはたくさん使用されています。車両や建設機械などはもちろん、鉄道、エアコンなどの空調機器などの設備関連製品など、エンジンがないと動かないものばかり。
そんなエンジンが故障した場合に、丸ごと入れ替えばかりしていると費用面でも資源や環境面でも大きな損失に繋がります。
日本エンジンでは、早い時期から環境問題に目を向け、再生事業に力を入れてきました。70年以上培った高い技術と経験をいかし、修理専門の企業としては日本最大規模のリビルト事業を展開しています。
これからの将来、地球環境の保護はますます必須になってくることは間違いありません。未来を守る再生事業はこれからさらに需要が高まる産業として注目されています。
外国人技能実習生を積極的に受け入れ、将来の海外展開に備えて、技能・技術の指導を行っています。
5年前に転職して日本エンジンに入社しました。それまでは、音楽関係のアルバイトをしていましたが、30歳を前にして一度しっかりした会社に就職しておきたいと思い仕事を探し始めました。知識を身につけることが好きだったので、専門的な仕事をしたいと思っていた時にエンジン修理を行う日本エンジンに出会い、この業界なら飽きることなく働けそうだと思って転職を決意しました。
営業部の仕事は、お客様と現場作業員の間に立って、修理の相談を取り次ぐことです。お客様からご相談があった際にご要望をお伺いして、修理できるのかどうか、期間はどのくらいかかるのかなどを現場スタッフと相談してお見積りなどをお出しします。商品の回収やお届け、新しいお客様の開拓も営業部の仕事。実際に現場で作業をすることはありませんが、修理についての知識をしっかりつけて、お客様からのご質問やご相談に対応できるスキルが必要になります。
専門的な業界なので、入社後すぐはお客様の知識についていけずに大変でした。ただ、エンジンや車のパーツ、修理についてなど色んな事を覚えなければいけませんでしたが、「がんばって勉強した!」という意識は全く無く、先輩に教えてもらって自然に覚えていったという感覚です。先輩たちは自分たちからはなかなか教えてくれることはないですが、こちらから聞けばどんどん自分たちの経験や知識を話してくれるので、車にまったく興味がなかった自分でも少しずつ詳しくなることができました。30年40年と続けているプロフェッショナルの方が多いのですが、そんな業界ってなかなかないので、これだけ経験を教えてもらえるというのは貴重ですね。
知識をつけていくことで営業活動の幅も増えていくので、知識が増えれば増えた分だけお客様に喜んでいただけることも増えました。動かなくなった古いエンジンを、お客様と現場作業員の間に立ち相談し、修理をして、再びエンジンが動き出す瞬間は本当にやりがいを感じます。
工場や製造業は保守的なイメージが強いと思うのですが、日本エンジンは保守的な人よりも新しいことにチャレンジしたい人に向いている会社だと思います。髙橋社長自身が新しいことへの挑戦が大好きで、自由に何でもやらせてもらえて、チャレンジできる環境が整っています。
日本エンジンが行っているのは修理業なので、1つの物を製造するわけではなく多種多様な修理に挑戦できて、自由度の高い営業活動もできます。最近では日本で取扱いのなかった部品の、初めての海外輸入に取り組みました。お客さんが困っていることに対して、業界としての常識やタブーとナマモノ以外だったら何でも受けようと思ってやっています。そうやって対応しているうちに、お客さんにも頼りにされる存在になれるし、新しいことを始めるチャンスもどんどん巡ってきます。
創業70年続いているのは、お客さんに飽きられないように常に新しいことを提案して新鮮さを提供し続けているからこそ。これからも商材のラインナップを変えたり、事業を増やしたり、いろんなことにチャレンジして伸びるチャンスをつかんで行きたいです。
飽きるまではこの業界で働いていきたいと思っているのですが、今の所飽きることはなさそうですね(笑)
売上報告、共有事項の報告
お客様からのメールチェックやご連絡を行い、その日自分のやる事をまとめます。
集配分の荷物を乗せてお客様の元へ。平均して3〜4件回って、納品ついでに追加のご要件をお伺いしたりします。
お昼は会社に戻って休憩をとります。休憩時間中は先輩と話したりと、コミュニケーションの時間にもなっています。
新規のお客様にアポを取って会社のご案内に伺ったり、最近お取引のないお客様に新規サービスのご案内に伺ったりと営業活動をします。
会社に戻って、提出する報告書をまとめたり、データ作成やお客様への提案書作りを行います。
私は製造部門でパワーシフト、エアードライヤーと呼ばれる大型車用空圧部品のオーバーホールを担当しています。
前職も自動車関係で働いており、中古車のメンテナンスなどを行っていました。残業も多く、暑い時期や寒い時期にも外で長時間作業をすることが続き、体力的に辛くなってきた為、転職を考えていました。整備士の資格や自分の技能を活かした仕事がないか探していた時に、日本エンジンの求人を見つけました。
入社してすぐの頃は先輩について、半年ほどかけて仕事の進め方や部品の構造、摩耗状態の判断基準などを教えていただきました。
お客様が使って古くなった部品を修理するため、新品の製品を造るのとは違ってマニュアル通りの作業とはいきません。作業方法のマニュアルはありますが、物によって状態が異なっているので、摩耗がどのくらい進んでいるか、修理ができるのかどうかの判断が難しく大変です。
オーバーホール後に基準の性能を発揮できるようするためには、部分的に部品を新品に交換する場合もあります。ただ古くなっているからといって、全てを新品に変えているとコストがかかり売上にも響いてしまいます。逆に修理できるからといって、ひどい状態の部品を修理すると作業工数がかかりすぎる場合もあります。最初のうちは、新品に変えるか修理するかの微妙なラインのジャッジが難しく、判断を間違えたり、加工がうまくいっていないと性能テストの時に空気漏れが起こったりして数値が不合格になったりしたこともあります。先輩に確認をしながら経験を積んで、今は自分で正確にジャッジができるようになりました。
現在は分解から洗浄、組み立て、性能テスト、箱詰めまでを一人で行なっています。ただ人に言われて作業するのではなく、自分で仕事の流れを決めて調整できるので、無理なく働きやすい環境だと思います。
今はパワーシフトを全部任せてもらって自分が担当をしていますが、エアードライヤーはまだ数種類しか修理できません。パワーシフト、エアードライヤーといってもそれぞれ種類が20種類以上あり、一つ一つ構造を覚える必要があります。自分の仕事が早めに終わった時などに空いた時間で先輩の作業を手伝い、その中で部品の構造を学び、担当できる種類を広げていっています。
自分が望めば、新しい種類の部品にもチャレンジさせてもらえるので、やる気さえあればどんどん成長していける環境だと思います。なんでも相談しやすい環境なので、わからない部分は先輩に聞きながら少しずつ覚えて、全ての製品をマスターしたスペシャリストを目指したいですね。
ケガ防止の為、体を軽くウォームアップします。
伝達事項を部署内で共有します。
その後、自分の作業場をきれいに掃除します。
その日の製造品番をチェックします。
お客様から返却された部品を分解して洗浄機等できれいにします。
休憩中は人と話をしたり昼寝をしたり、みんな思い思いに過ごしています。
洗浄した部品をみがいたりしてサビなど落とします。
修繕した部品を組み立てします。
組み立てした製品に問題がないか、テスターでチェックします。
完成した部品を部品棚に置いて、入庫処理して終了です。
大学では栄養学を学んでいて、特に国民の健康増進のための方針や施策に興味をもっていました。就職活動では業種をしぼらず、栄養学を通じて興味を持った社会基盤を支える仕事を探していた所、就職支援担当の方から日本エンジンを勧められ、会社説明会に参加しました。
日本エンジンという会社もリビルト(再生)事業も就職活動で初めて知りましたが、事業の説明を聞き、エンジンや鉄道部品の再生など交通インフラに関わっていること、産業廃棄物を削減することで地球環境の保全に貢献していることに魅力を感じ、入社を志望しました。また会社説明会、面接の時に会社の雰囲気が良かったことも入社を志望するきっかけになりました。
主な仕事は電話・来客対応、商品の受発注、伝票・納品書発行などです。商品の受発注作業はPC入力がメインになりますので、正確で素早い入力を心掛けています。お客様対応では現場スタッフと連携して対応する事が多く、自然とスタッフとのコミュニケーションがとれるようになりました。
月末や繁忙期には仕事が重なり大変な時もありますが、優先順位をつけて取り組み、周りのサポートを受けながら乗り越えています。お客様から直接感謝の言葉や喜びの声をいただくこともあり、とても嬉しくやりがいを感じる瞬間です。
今の目標は、もっと知識を増やしてお客様の質問に素早く回答できるようになることです。分からないことがあれば、他の営業スタッフや現場スタッフの方が丁寧に教えてくれるので困ることは無いのですが、もっとレスポンスを早くしてお客様に喜んでいただきたいです。もちろん、自分の力だけで回答できるようになりたいという気持ちもあります!
エンジンやリビルトのことは全くわからないまま入社しましたが、営業スタッフや現場スタッフの方に質問しやすい環境ですので、楽しく仕事を覚えることができました。積極的に質問をして知識を増やすことで、専門的な知識がない方でもすぐに仕事に慣れ、職場になじめると思います。
また多能化が進んでいて、休んだ人の仕事をカバーできる体制がつくられているので、有給休暇が取得しやすいことも魅力の一つです。
作業が完了した商品の納品書を作成する、商品の受注
出荷するエンジンの事務処理・データ処理・パソコン処理
商品の受注や問い合わせ
納品書の作成、翌日に納品する商品の受注
データの打ち込みや提出資料の作成
売り上げの確認
未経験からでもしっかりとスキルを身につけ、活躍していくための教育制度を整えています。銀行やコンサルティング会社が実施する新人研修や外部研修への参加や、営業では販売士、製造系では機械加工技能士、内燃機関組立て技能士、油圧装置調整技能士、空気圧装置組立て技能士など、資格取得もサポートしています。
当社ではやる気のある人や高いスキルを持つ人がしっかりと適正に評価されるよう、人事評価制度を導入しています。上司が一方的に部下の評価を決めるのではなく、上司と部下の話し合いを取り入れたり、他部門の管理職も一緒に評価を行うことで、多面的で公平な人事評価を目指しています。
当社の特徴は全員参加型の経営です。業務改善提案制度や経営戦略会議では、20代の若者や入社1年目の社員もプロジェクトメンバーに選ばれ、活発な意見交換をしています。新市場、新商品、新しいビジネルモデルなどの提案やWebを活用した新ビジネスなど、若い人の柔軟な発想を期待しています。
代表取締役社長 髙橋 剛
1947年創業以来、時代のニーズに対応して今まで成長してきました。
当社は故障、機能減した車輌、設備のエンジンはじめ重要保安部品を、独自の技術で新品同等に再生する仕事をしています。
戦後すぐから今まで激動の時代を生き抜いてきましたが、本業から外れることなく、誠実に経営をしてきたからこそ、胸を張って良い会社であると言い切れます。
また創業当初からリサイクル型ビジネスを行っており、社会性が高い事業であり、全社員が誇りを持って仕事をしています。
私は壊れたエンジンを分解し、全ての部品を点検し、ボルト1本も残さずに正確に組み上がった新品同等のエンジンを見ると、凄い技術だといつも感動しています。
今後もこの技術を磨き、社会貢献の為に若い方達に継承していきたいと考えています。
私にはビジョンがあります。
100年企業にする事
社員が誇り、やりがいを持ち、幸せを実感できる企業にする事
リビルトエンジンのファーストコールカンパニーになる事
技術を世界に広げる事
未来の日本エンジンを一緒に造ってくれる、若手社員を募集しています。
・車、エンジン、機械に興味がある方
・ライン作業ではなく、技術を身に付けたい方
・仕事にやりがい、誇りが持て、やり切る意思がある方
・誠実で素直な方
・海外勤務に興味がある方
代表取締役社長 髙橋 剛
STEP1 | フォームまたは電話より エントリー |
下記募集要項をご確認の上、WEBフォームまたはお電話よりエントリーしてください。 |
STEP2 | NEKセミナー (日本エンジンセミナー) |
当社の「リビルト(再生)技術」をテーマに幅広い事業をお話します。 工場見学もしていただきます。 |
STEP3 | 応募書類 | 提出方法については、セミナー時にご案内します。 |
STEP4 | 一次面接、適性検査、筆記試験 | |
STEP5 | 最終面接 | 本社にて最終面接を行います |
STEP6 | 内々定 |