CASEお客様事例紹介

大型特殊車輌エンジンの問題解決

オーバーホール 鉄鋼メーカー
鉄鋼メーカーA社様
ご相談内容

特殊車輌メーカーの特注品のため、エンジンもすべて特殊形状。
メーカーからは車輌ごと買い替えを打診され…

鉄鋼メーカーであるA社様は、巨大な鋼材を運搬船に積込むための特殊車輌を使用していました。
運転席部分を含めて車輌の屋根全体がフラットな荷台になった形状であり、10輪以上あるタイヤは全てが旋回可能であるため、真横に移動することも可能です。
特殊車輌メーカーが特注で製造した車輌であるため「世界で1台」であり、その形状による制約でエンジンなどの主要部品も特殊な形をしています。
この車輌の老朽化に伴い、A社様は特殊車輌メーカーにエンジン等の基幹部品のオーバーホールを依頼しましたが、車輌自体が特注品であるため、オーバーホールのための交換部品は新たに製造しなければなりません。このため、特殊車輌メーカーはA社様に新車輌への買替えを打診しました。A社様は、コスト面と共に環境面を考慮して旧車両を継続使用したいと考え、当社にご相談頂きました。

特殊車輌メーカーの特注品のため、エンジンもすべて特殊形状。<br />
メーカーからは車輌ごと買い替えを打診され…
日本エンジンからのご提案

古い部品を研磨、肉盛りすることで新品同様に再生!
旧車両を継続使用できるようになりました。

当社で行う修理やオーバーホールは、新品部品に交換するだけでなく、古い部品を研磨したり肉盛りしたり、分解修理することで新品同様に再生することが可能です。
このため、今回のA社様のケースのように新品部品に交換することが出来ないようなエンジンの修理やオーバーホールでは、当社の再生技術がお役立ちすることが出来ます。
特にA社様のような重厚長大産業の場合、特別な用途のために造られた大型特殊車輌を多く保有しているため、当社には定期的に修理やオーバーホールの仕事を頂いております。

古い部品を研磨、肉盛りすることで新品同様に再生!<br />
旧車両を継続使用できるようになりました。